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都内のお墓には様々なものを見ることができます。
お寺の檀家専門のお墓、神道や仏教のみに特化したお墓、宗派などに関係のないお墓など実に様々存在します。
しかし都内には土地に限りがあり、その分譲価格は非常に高額なのです。
そのため都内ではなく、最近は都内以外の郊外に墓を新たに分譲する傾向にあるのです。
こうした新たなお墓では、従来の神道、仏教の和型三段の墓石のほか、ヨーロッパ型のオルガン式の墓石、クリスタルや鏡面で出来たオブジェのような墓石など、宗教や宗派にとらわれない、様々な価値観が反映した墓石をみることができるのです。
これを見るだけでも日本人の埋葬や墓に対する価値観が変遷したことや、個性や信条が尊重される時代になったことを見ることができるのです。

さらに最近ではお墓や霊園と言った根本的な考え方にも変化が見られるのです。
お墓とは血筋や先祖を大事にし、いずれ自分もその血筋の人間として先祖と同じお墓に入ると言うのが一般的な考え方でした。
しかし最近では家族や先祖、夫と同じ墓に入りたくないと考える人も多く、墓友といって同じお墓に入ってくれる人を募り、他人と一緒に墓に入る動向も見られるようになっているのです。
また現代は核家族が多くなり、身内とも接点が少ない状況になっているのです。
そのため墓守してくれる人もおらず、埋葬後のメンテナンスを考えると墓も必要ないのではないかと考える人も多くなっているのです。
そのため散骨や樹木葬、共同墓を検討する人も非常に多くなっており、今後ますますニーズが高まるでしょう。